えんぴつ日記

戦闘中に気を失ってしまったルルーシュ。
目覚めた時、あったはずの銃がなくなっていた。
その事でそこに誰かいたのではないかと、
ゼロの素顔が見られてしまったのではないかと
ルルーシュは動揺を隠せない。

その後、軍の様子を探る為にスザクと電話で話をするんですけど、
その会話に笑ったｖ
『スザクか。』
『ルルーシュ！』
『そっち、何か変わった事はないか？』
『あるよ、君がいない。』
ぶっは（爆笑）スザク可愛いコト言うじゃない！！
とりあえずスザクが知らないという事は、軍に見られてはいないらしい。

一方、コーネリアとユフィ。
ユフィを心配し、頬に手を当てるコーネリア。
なんだか姉と妹というより、王様とお妃様みたいに見えてしまうよ！

そして、あの場にシャーリーがいたような気がしたルルーシュは
シャーリーに秘密を知られたのではないかと疑う。
シャーリーの部屋で手がかりを探し、それを元にシャーリーを追う。
その頃、シャーリーはナリタでマオという謎の男と会っていた。
マオはシャーリーの心を読み、精神的に追いつめる。
シャーリーは・・・ルルが好きなだけだったのに・・・ね。
なんでこんな事になっちゃったんだろうね・・・つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
ルルーシュを好きになっちゃったから・・・
いろんな想いが交差して、苦しくて仕方がないんだ。
そして、シャーリーを探していたルルーシュは謎の男、マオと会う。
マオは人の思考を読むギアス能力者だった。
ルルーシュはそれを知らずにチェスの勝負をする。
ルルーシュ負けてるｖｖｖ
勝負の付く寸前、モノレールが止まった衝撃で全てが崩れる。
そこでルルーシュの前に現れたのは、
ゼロの、ルルーシュの銃を持ったシャーリーだった。
『シャーリー！！！！
その銃は！！！！！！！！！！！！！！！』
『ゼロの・・・ルルの銃だよ・・・』
それを楽しそうに見つめるマオ。
『泥棒猫には、こういう死に方が相応しい。』
泥棒猫！やっぱり猫なんだ！ルルーシュ！！！！ヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ

そして、あの時―――
シャーリーはルルーシュがゼロである事を知った。
父の仇であるゼロ。
気を失っているルルーシュに、銃を向けても撃てなかった。
それどころか、ルルーシュの正体を知ったヴィレッタを撃ってしまった。
好きな人の秘密を守る為に・・・
たとえそれが、自分の父親の仇だったとしても・・・。
それが、シャーリーをどんどん追いつめていく。
その弱みにつけ込んでマオが仕組んだこのシナリオ。
『ルル・・・死んで・・・罪を償おう。
私も一緒に死んであげるから・・・。
もう、終わりにしよう・・・ルル・・・』
人を殺めた事で自分を責めるシャーリー。
マオに操られるまま、罪を償うため死を選んだシャーリーは
ルルーシュに向けて撃ってしまう。
ルルーシュがそれを避けた瞬間、胸のポケットから写真が舞う。
散らばった写真がシャーリーの眼に映って
ルルーシュとの楽しい思い出が甦る。
ずっと大事にしていた、ルルーシュとの思い出の写真。
『シャーリー・・・』
『何を躊躇ってる。そいつは君の父親を殺したんだぞ！！』
戸惑うシャーリーに『もういいや、僕が』と銃を向けるマオに
『やめてぇ！！！！！！！！！』と逆にルルーシュを助けてしまう。
やっぱり・・・好きなんだね。
マオはC.C.によってその場から遠ざけられるんだけど、
マオってC.C.好きなのね、異常なくらいに（笑）
っつか、C.C.のその服・・・ルルーシュの趣味ですか！？

そして・・・ルルーシュを殺せなかったシャーリー。
『ルル・・・私、人を撃っちゃったの・・・だから・・・』
『俺のせいだ。シャーリーは悪くない！』
人を撃った事、ルルーシュを撃った事。
『ルルの事も撃った。』
『俺は生きてる！』
誰でもない、自分を責めるシャーリー。
『でも・・・ルルを撃ったの！！』
『俺が許す。君の罪は全部俺が。』
そして、父を亡くしてルルーシュに優しくされたかった事。
『優しくされようとした・・・』
『何がいけないっ！』
そうだよ・・・何がいけないんだよ・・・つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
『お父さんが死んだのに・・・』
『忘れるんだ、嫌な事は全て忘れてしまえばいい。』
『出来ないよぉ！！！！！！！！！！』
『出来る！！俺が全部、忘れさせてやる。』
『ルル・・・まさか・・・！？』
ルルーシュは真相を知ってしまったシャーリーとの別れを決断する。
『シャーリー、お父さんの事はすまなかった・・・。
もし、生まれ変わる事が出来たら・・・』
シャーリーを見つめてギアスを発動する寸前、シャーリーの叫びが痛かった。
『ルル・・・だめぇ！！！！！！！！！！！！！！！』
シャーリーは・・・ルルーシュの事を忘れたくなかったんだよ。
きっと・・・どんなに辛くても、
その痛みを苦しみを忘れる事が出来なくても
ルルーシュへの想いを抱えて生きていきたかったんだと思う。
好きなまま・・・ずっと・・・。
ルルーシュも・・・
殺す事も出来たはず・・・でも、それをしなかった。
きっとシャーリーの為にギアスを使ったんじゃないだろうか・・・？
辛い思いを抱えて生きていくよりも
シャーリーにとっては忘れてしまったほうがいい
・・・と思ったんじゃないだろうか？　
心の何処かで生きていて欲しいと思っていたんだろう。
でも、生きていて忘れられてしまう事の方が辛い事もある。
それでも、もうルルーシュの事を知らないシャーリーの言葉に
少しだけ救われたんじゃないかな？
ねぇ？ルルーシュ。
『あなたも、ご家族を亡くされたんですか？』
『いえ・・・家族ではなく、友達を・・・たぶん、大事な・・・。』
大事なって発音に、凄く感情が込められていて泣けた。
切ない・・・つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
もうルルーシュの事を知らない、たぶんシャーリーにとって初対面なルルーシュ。
そのシャーリーに・・・本人への想いを告げる。
『失くしてから、初めてわかる事ってあるんですね。
自分がどれだけ彼女の笑顔に救われてきたかって・・・っ
あんなふうに口喧嘩する事も、
笑い合う事も出来ないんだなって・・・』
『好きだったんですね。その人の事。』
ルルーシュ・・・つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
シャーリーは本当に、もう何も憶えていないんだね。
『今は・・・もうわかりません。』
身近な人を巻き込んだ。
そして、初めて気付いた。
今までとは違う痛みがルルーシュを襲う。
ルルーシュの辛そうな表情に、シャーリーが穏やかに言う。
『朝は来ますよ。』
『え？』
『私、さっきまで何しにここに来たのかわかんなくなっていたんですけど
もしかしたら、何か区切りをつけたかったのかもしれません。
そりゃあ、忘れる事なんて出来っこないし
悲しい事っていっぱいあるけど・・・
でも、朝は来るじゃないですか。
だから、無理して押さえ込んでも・・・』
その言葉に―――
『今 ま で ・・・ あ り が と う 。』
この言葉を言いながら泣きそうになる。
ゆっくりと去って行くルルーシュの横顔が哀しそうに、そして優しく微笑んだ。
ルルーシュは、これからもっとたくさんのものを失くしていくのだろう・・・
大事なものを・・・
その先にある、未来を手に入れる為に・・・。

その為に、もっと覚悟が必要になってくる。
今回の件で、ルルーシュは身に沁みてわかった。
『ギアス―――
この力が人を孤独にするというのなら、
俺はもっと耐える心を持たねばならない。』

次回、反逆のルルーシュ第１５話
【喝采　の　マオ】