えんぴつ日記

ももちゃんの活躍で、署名運動に協力してくれる生徒が増えてきたみたい。
でも・・・
『３人分・・・これで３２％』
３日が過ぎ、集まったのはまだこれだけ。
現実は厳しい・・・
学園祭復活署名決裁日まで　あと３４時間

そんな時、学園の合併吸収の為に古くなった大時計の解体工事が始まった。
見守る生徒達の表情は見ていて辛かった。
やっぱり今まであったものが、無くなってしまうのって寂しい。
その時、響き渡るまなびちゃんの声・・・
『聖桜学園の皆さん、私の声が聞こえますか？
私は時計の妖精。この学校を８２年間見守ってきました。
私は幸せな時計でした。
長い間皆さんの元気な姿を見続けることが出来たのですから
でも、時計である私にも時間がきたのですね・・・
役目を終えた時計の国へとその時が・・・』
うわっ・・・なんかジ～ンとキタ・・・つД`)･ﾟﾟ･。
でも・・・
『ひとつだけ、心残りがあります。
もう一度だけ学園祭が見たかった。
皆さんの楽しそうな姿が見たかった。
時計の私には過ぎた願いかもしれません。
でも、もし・・・もしも良かったら
学園祭復活嘆願書に署名をしていただけないでしょうか？
ううぅ・・・うぅうぅ・・・』
おっおいっ！！まなびちゃん！？
泣きそうになったのに、途中から思いっきり笑わせてもらいましたｗｗｗ
しかも、それを本当に時計の妖精さんと勘違いするみかんｗヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ
相変わらず可愛いですなｗ
しかも、本当に妖精さんはいた！！！！（違）
なんと、その晩に時計が爆破！！！！（えええ・・・）
さらに！！！！
生徒会室が燃えて崩れてしまったんですよ！！！！
よりによって生徒会室だけが、きれいさっぱり！！！！
せっかくみんなで作り上げてきた生徒会室だったのに・・・つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
そんなまなびちゃん達の為に用意された生徒会室は、もう使われていない櫻園寮だった。
しもじーはみんなの為にと思って
学園長に頼み込んで使用許可をもらったのに
『いやぁ～こんなとこ怖いよォォォォォォ！！！！』
と、そのあまりのボロさに恐怖を感じて逃げ出してしまった！
まなびちゃん達の喜ぶ顔が見たかったのに・・・しもじー気の毒ｗ

そして、新しい生徒会室の掃除を開始するまなびちゃん達の元に
ももちゃんキタァ！さらに恐怖を煽ってどうするよ！？ももちゃん（笑）
ももちゃんもだけど、学園長もしもじーも、
一部の生徒達も協力してくれる描写があって嬉しくなった。
だけど、まなびちゃんはどうして署名が集まらないのかと嘆く。
楽しいに決まってるのに！！！！どうしてわかってくれないんだろう・・・
でも・・・芽生ちゃんの言葉で、欠けていたものに気付く。
『以前の私は、楽しいなんて言われても理解出来なかったと思う。
今は、わかる。
それは私が仲間と何かをする事の楽しさを知ったから。』
トモダチからナカマへ―――
『最高のキャッチコピーだと思ったけど、
その意味がわかるのは私達だけで・・・
みんなにまでは、届いていなかったのかもしれないわね・・・』
きっと、今の生徒達は芽生ちゃんの以前の姿と同じなんだ。
だから、言葉だけでは仲間と何かをする事の楽しさが伝わっていなかったんだ。
そこへ演劇部の生徒達が！！！！
以前のように、生徒会室の改装を手伝いに来てくれたのだった。
しかも、自主的に！！！！まるであの時に戻っていくよう・・・
それを見て感動っつД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
次第に集まる生徒達。
とりあえず様子を見に来た生徒達も、いつの間にか一丸となっていく。
仲間と何かをする事の楽しさ―――
芽生ちゃんの言葉がカタチになる。
この新生徒会室の改装を通してそれが伝わっていく。
生徒達のバラバラだった心が、ひとつになっていくのがわかった。
楽しそうだよ、みんな楽しそうだよ！！！！
こういうのは見ていて温かい気持ちにさせられるよ！！
輝く時、仲間と共にある―――
聖桜学園校歌、それが現実になる。

学園祭復活署名決裁日当日
愛光学園理事長の元に届けられた学園祭復活嘆願書署名７６％
多佳子さんはもちろん、愛光の理事長も嬉しそうだと感じてしまいましたｗ
祝！学園祭復活！！！！友達から仲間へ
挫けそうになったり、心がバラバラになりかけたりといろいろあったけど、
以前よりも絆が深まった事が嬉しいｗｗｗ

次回、がくえんゆーとぴあ　まなびストレート！第１１話
【わたしにもみえるよ】