様々な障害を乗り越えて、学園祭の準備完了!
学園祭前日。
みんな帰ろうとするんだけど、心が学校から離れない。
『ねぇ、変な事言っていいかな?今日、帰りたくない。』
『『『『うんっ!!!!』』』』
みんな同じ気持ちだった。
高ぶる気持ちを抑えられずに
夜の学校を駆け回るみんなが凄くイキイキしてたw
それぞれの気持ちがひとつになった。
そしてね、みかんはまなびちゃんに気持ちを打ち明ける。
『ねぇ、まなびちゃん。私、ずっと知りたかったんだ。』
『何を?』
『まなびちゃんはいつだって
退屈の中にキラキラワクワクの種を見つけちゃう。
まなびちゃんにはどんな世界が見えてるのかなって。
でもね・・・でもね、まなびちゃん。
今なら見えるよ。私にも見える。』
一緒に過ごしてきた事で近付けた心。
『私、忘れないよ。この夜の事、絶対に忘れない。』
一緒に歩んできたから気付けた事。
そして、まなびちゃんは心から思うの。
みんな大好きだよ!!
そして、
キラキラワクワクが
カタチになる。
学園祭当日の朝。
目覚めればみんなの笑顔。
ついに!ついに!!
学園祭が
『始まるよー!!!!』
いよいよ始まった学園祭。
って、まなびちゃん達生徒会は出回れないのね(苦笑)
でも、そんなまなびちゃん達の元にお兄ちゃんや鏡子さんが来たり、
多佳子さんが差し入れしに来てくれたりして賑やかだったw
っつか、お兄ちゃん強いなw
学園祭受付で変な人に絡まれている聖桜の生徒を助けてくれたw
さらに、
むっちーの飛び蹴り炸裂!!!!
むっちーカッコイイ!!!!
それに、鏡子さんっておちゃめw
まなびちゃんをオシリで素っ飛ばしたw
怒るまなびちゃんw
『質問です!
今日のあなたは、愛光の理事長としておいでですか?
それとも、貴生川鏡子個人としておいでですか!?』
『もちろん、年増女。貴生川鏡子としてよw』
しかも自分で年増女言ってます!結構ノリノリラブラブで好き!
だけど、それだけじゃなかった。
学園祭を見て周る鏡子さんにお兄ちゃんは言う。
『本当は愛光の理事長として来たんでしょう?
あなたは答えを見に来たんだ。
まなび達が出した答えを!!』
鏡子さんはまなびちゃんが出した答えを見に来ていた。
その事に気付いているお兄ちゃんは、鏡子さんの事を良くわかってるんだなと思った///
『私は少し、先を見すぎていたのかもしれない。
この少子化の時代に、
今楽しいだけの学園祭をやる意味があるのか?
もっと価値を見出さなければ学校に通う意味はなくなってしまう。
そう思っていた・・・でも・・・』
鏡子さんは、学校が好きなんじゃないかな?
だから、
学校という空間を継続させる為にも
意味とか
価値とかを求めてしまっていたのではないだろうか。
大人として、出来る事をやろうとしていたんじゃないだろうか?
でも・・・まなびちゃんに会って、この学園祭に来て感じた。
先を見すぎていたんだと・・・。
そして、多佳子さん!
初めの頃に比べると表情が柔らかくなってる!
学園祭を見て周れないまなびちゃんに
その場で目を閉じる事で学園祭を感じる事を進める。
『イメージする事、それをカタチにする事!
今は、私にもわかる。』
それは、多佳子さんがまなびちゃんに気付かされた事だった。
みんな、まなびちゃんの心と触れ合った事で
いろんなものを見る心に気付いたんじゃないだろうか。
そして!!!!
そんなまなびちゃんの為に、ももちゃんが用意したラストステージ!
ももちゃん大活躍じゃん!!
ももちゃんって、なんかいつも目立たず陰ながら頑張っているように見える。
まなびちゃんをライヴに連れてきた時もそう!
その前にちゃんとバンドの子と打ち合わせしてたしね!!
花火の演出とかもそう!
ももちゃんがいたからこそまなびちゃんの声が聞けた!
まなびちゃんの歌声から伝わってくるものがあった。
楽しそうな皆の表情から感じるものがあった!!
ゾクゾクした!
楽しければいいじゃない?
それだけで十分じゃない?
気持ちをオープンにして全部受け入れてしまえそうな、そんな気持ちになったよ!
今回はとにかく、何も考えずに見ていて感じた事は
感動!これだけだ!!
勝ち取った学園祭。
一番感動したのは、まなびちゃんが聖桜学園の校歌を歌い始めた辺りから
ラストまでずっと・・・
まなびちゃんの歌声と聖桜学園の校歌は心に沁みるなぁ・・・
一体感・・・
そして、
弾けた!!カッコイイ!!!!
込み上げてくるもの、伝わってくるもの、感じたもの。
皆の表情だけで気持ちがいっぱいになる、そんな気がした。
私にも・・・見えたよ・・・
ほんの短い間だったけど、気持ちがあの頃に戻った気がした。
社会に出て忘れてしまった事、失ってしまったものが多いけれど
まだ、心の何処かに残っていたよ・・・
思い出・・・
楽しい事ばかりじゃなかったけれど、
思い出す時って不思議と楽しい事ばかりなんだね。
驚きと嬉しさで泣けた・・・つД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
『彼女達は何の見返りも無く、
必死になってこの学園祭を作り上げた。
社会に出れば、必要となってくるお金や責任。
そういうものではなく、ただ純粋に一生懸命になれたり、
反抗したり夢中になれるのは
学生の時だけ・・・なのではないかしら。』
鏡子さんの言葉は、今の自分の気持ちに近い。
一瞬の輝き、花火のように・・・
生徒達が自分達で勝ち取った聖桜学園最後の学園祭。
その一瞬が大切なんだ!
輝く時、仲間と、共にある―――
『みんな大好き!!』
そう思える今を、大切にして欲しい。
次回、
がくえんゆーとぴあ まなびストレート!最終話
【桜色の未来たち】
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