えんぴつ日記

『呪詛を返して、行成様を守って、怨霊を調伏して・・・』
敏次も助ける。それが昌浩の出した答えであり決意だった。
そして、いきなり
朱雀＆白虎キタァーーーーーーーーーーーーｖｖｖ
c(＞ω＜)ゞ ｲﾔｧ～カッコエェエエなぁｖヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ本命は紅蓮だろ！？
どうやら行成を苦しめている怨霊の正体がわかったらしい。
その事を晴明に伝える為に風に言伝を乗せる。
それを受け取ったのは太陰。
風に揺れるツインテールが綺麗。
可愛い太陰がますます可愛く見えるｖ
作画も綺麗だ！
晴明から怨霊の正体を聞かされた昌浩。
それは四十年前に冤罪で大宰府に流された殿上人・穂積諸尚だった。
諸尚を陥れたのは行成様の祖父。
そして、行成様の座する場所は、過去に行成様の祖父が座っていた所だ。
諸尚は自分を陥れた者が行成様と勘違いしている！
なんとしても呪詛を止めなければ！！！！
『行成様を守ります！
それに、その行成様に呪詛をかけている敏次殿も
なんとか救ってみせます！！』
行成様・・・そして敏次を救う為に、昌浩は諸尚の調伏に乗り出した。
早速出掛けようとする昌浩。
それを呼び止める彰子の声。
『昌浩。』
振り向いた途端に口の中に干し桃を放り込まれる。
『んぁ・・・何？』
『干し桃よｖ
これ持って行って。歩きながらでもつまめるでしょう。』
彰子からたくさんの干し桃を手渡される昌浩。
それを微笑ましく見つめるもっくん。
『それはいいな、持って行け！
桃には破邪退魔の力がある。』
なんか作画が良いせいか、もっくんがメチャクチャ可愛いｖ
さらに、なんだこの昌浩と彰子のやり取りの可愛いさは///
『ほんとおいしいよｖ』
昌浩の舌を出す仕草がカワエェ！！！！！！！！
にしても、彰子っていいお嫁さんになりそうだｖ

その頃―――
敏次は怨呪の玉を使い、呪文を唱え続けていた。
『オンキリキリ・・・オンキリキリ・・・オンキリキリ・・・』
敏次の身体を乗っ取り、呪詛をかけていた怨霊。
だが、突然怨霊から行成様の姿が見えなくなる。
それは、昌浩が行成様の邸に結界を張ったからだ。
『おのれ陰陽師！結界を張って行成を隠しおったか！
そんなもの破ってくれるわぁぁぁぁ！！！！』
そして、すぐさま見つかってしまう。
『見つけた・・・見つけたぞ！藤原行成ぃぃぃ！！』
怨霊は敏次から離れ、荒れ狂いながら行成様の元へ！
行成様の姿を捕らえた怨霊は、
その手で行成様を引き裂き、切り刻み、喰いちぎる。
だが！
『捕らえたぞ！穂積諸尚！！』
行成様を捕らえたと思われた怨霊は、逆に昌浩の結界に捕らえられていた。
行成様と思っていたのは形代だ。
昌浩の術で行成様の幻を見せていたのだ。
そして、昌浩が調伏しようとした、その時―――
『待て、何か来る！』
都中で不穏な兆しが見え始め、空を覆っていた膜が砕かれた。
その途端、地表から死霊が甦り
それら死霊が呪詛に引き寄せられて昌浩の元にやってきたのだ。
そして、
太陰と天一がキタァーーーーーーーーーーーーーー！！！！
ちょっ！凄い事になってますが！！！！
昌浩の元に、六合に太陰に天一ですよ！
さらに、紅蓮！
『こいつらを全部やればいいのだな！！』
紅蓮ヤル気満々！っつか脚開きすぎっ///ヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ
天一は昌浩を庇うように立つ。
『私は他の神将のように攻める術は持ってませんが、
あなたを守る事は出来ます。』
昌浩を守る天一が美しいｖ天一好きなんだよ///

一方、晴明はかすかに聞こえてきた歌声の出所を追い、
行き着いた先で謎の女術師と相対していた。
若晴明キターーーーーーーーーーーーーーーー！！！！
晴明を亡き者にしようとする謎の女術師、風音。
さらに、青龍も玄武もキターーーーーーーーーーー！！！！
もう、いきなり晴明の命狙いですか！！
風音は、原作どおりの長い髪・・・それを旋毛辺りで結っていて
それをふたつに分けて縛っている。
髪形も好きなんだけど、衣装が色っぽいｖｖｖ
かなり霊力の強い風音に押され気味の晴明、そして玄武。
玄武を庇う晴明萌え！！！！
玄武可愛いよー玄武ｖｖｖ
さらに、晴明を守る青龍萌え！！！！
身を挺して晴明を守るなんてっ！
『ふ ざ け る な よ ！ 女 ！！』
青龍の風音を見る冷たい表情がカッコイイのだよｖ
そして、昌浩を守る紅蓮に激萌えーーーーーーーー！！！！
結界が破られそう！
死霊の数が多すぎる！キリがない！！
『何かないか？諸尚と死霊達を一気に調伏する方法。』
そして、口の周りに残った甘さに気付く。
『そうか！干し桃！！
桃には退魔の力がある！よしっ！！』
ここの昌浩のアップが綺麗！！
干し桃を天高く投げ結界を描く。
『この手は我が手にあらず、この息は我が息にあらず
この声は我が声にあらず・・・！
全ては高天原におわす神の手、神の息、神の声・・・！
布都之御霊、十握剣、無上行神！』
振り上げた刀印。
『天地玄妙、急々如律令―――！』
そして、怒号と共に叩き落す。
『邪気祓いの桃ですか。』
うわぁ天一の笑顔が美しいっ///
『全く、お前彰子には頭が上がらんな！』
紅蓮嬉しそうだねｖもう、親バカなんだから（笑）
全くほんとだよ、昌浩！！
っつか照れながら頷く昌浩が可愛いなぁ！
そして、六合が晴明の危機を感じて赴く。
『安倍晴明殿、御覚悟！』
風音によって晴明が斬られようとする瞬間、
六合キターーーーーーーーーーーーーーーー！！！！
『何者だ！』
『風音・・・と。あなたは？』
『十二神将、六合。』
一瞬の事なんだけど、すっごく二人の世界なんですが！！
そして、そのまま退散する風音。
彼女は一体何者なのか―――
共にいる鴉が双頭ではないので、何処まで語られるのだろう？
原作では、風音といるのは双頭の鴉なの。
それとも次回から双頭の鴉になるのだろうか？

さて、怨霊を調伏して敏次を探し出した昌浩。
気がついた敏次には、憑かれた記憶が全くなかった。
『敏次殿は行方知れずになっておられたのです。』
『なんと！怨霊調伏したまでは憶えているが・・・
それで、奴は！？』
そんな敏次に『無事清められました。』って、昌浩の笑顔がカワエエｖ
『なるほど、奴は最後の力を振り絞って私をこのような所に。』
敏次が調伏した事になってるー（笑）
昌浩・・・嘘上手いなー！流石晴明の孫ｖ
『礼を言う・・・私の事を探しに来てくれたのだろう。
だからといって、
明日陰陽寮に遅れてくる様な事などないように
君も早く帰って休みたまえ。』
敏次フラフラしてる～ｖあはは！
素直じゃないなー！！そこがいいんだけどｖ
可愛い奴です！敏次！！
っつか、敏次と天一の出会いは！？ないの！？
ええ・・・(ｏ･ω･ｏ）ﾎｴ?・・・語られないの・・・？
すっごいおもしろいんですけど・・・天一に対する敏次の想いが。ヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ
敏次の『天女の君』が聞きたかったなｖｖｖ
あと昌浩と朱雀とのやり取りは？？？
それに、昌浩はもっと苦戦を強いられるはずなんだけど・・・
あんなあっさりとは終らない。
紅蓮ももっと昌浩を守るんだよ！萌えが足りないっヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ
天一だってー・・・つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
傷付き倒れ、それでも守る為に立つ。
二人の命がかかってる。
その切羽詰った感じが出ていなかったのが残念だった。

今回は特にカットしただけではなく、
それをカットしてしまった為に、内容も変えてあった。
それが返って、いまいち盛り上がりに欠けてしまったのではないだろうか。
作画は素晴らしかった。
動きも良かった。
だからこそ、アニメの良さで原作のストーリーの良さを
もっと引き立たせて盛り上げて欲しかった。
カットする事によって、キャラの内面の良さが表現しきれない。
語られない代わりに、表情や細かい動きが必要になってくると思う。
怨霊や妖を倒す為に、必要な場面だけを切り取って繋いでいる。
そして、それ以外はカットされてしまっている。
時間が限られているから、
表現するのは難しいのだろうけど・・・。
まさかここまで設定の変更と内容がカットされるとは思わなかった。
一応、風音編でアニメは終わりみたいなので
それ以降の伏線は残さないつもりなのか。
あー・・・これはもう・・・原作知ってほしいな。
今回で小説第四巻【禍つ鎖を　解き放て】風音編.１が終わりです。

次回、少年陰陽師第十六話【古き影は　夜に迷い】
小説第五巻【六花に抱かれて　眠れ】風音編.２突入！
・・・これ・・・小説読んで→つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!ってなった。
アニメで何処まで表現してくれるのか・・・楽しみであり心配です。

夜の清涼殿。
再建途中の内裏にて、舎人が目にしたもの―――
それは、昌浩が逃した怨霊だった。
『こ　こ　に　座　す　る　者　は　？』
『藤　原　・　・　・　行　成　・　・　・　殿　だ・　・　・　』
その名を聞いた怨霊は、行成様を呪い苦しめ始める。
『満 ち た 月 が 痩 せ 衰 え て い く よ う に 、
お 前 の 命 を 削 っ て や ろ う ・ ・ ・ 』

いつも通り陰陽寮に出仕していた昌浩。
先日逃してしまった怨霊が、
その後何の音沙汰もない事に疑問を抱きながらボーっとしているところに
『昌浩殿、仕事に身が入っていないようだな！』って
敏次キタァーーーーーーーーーーーーーーーーｖｖｖ
そこで藤原行成様が怨霊による病に伏せているとの報が入る。
昌浩は仕事が終り次第、行成様の邸へ行く事にした。

一方、彰子は昌浩の母である露樹とお出掛けｖ
晴明が『誰か供をつけんといかんかのぅ・・・』と
誰にしようかと考えているところに、六合が付いてきた！
実は、昌浩が六合にお願いしてあったんだけど、そのシーンなかったよね？
結構好きなシーンだったんだけど・・・。
そして、市へと出掛けた彰子は、六合が付いて来た事に気付く。
彰子は見鬼の才が凄く強い。
『流石。昌浩も及ばぬ見鬼だな。』
って六合しゃべったー！！！！六合無口だからな～ｖ
彰子はそんな六合に昌浩の好きなものとか聞くんだけど
六合は知らないし、ただ無表情なだけなの。
その無表情が可愛くて笑えるっ！！
敏次の事で、最近元気がない昌浩。
そんな昌浩の為に、何かしてあげたいと思う彰子は優しいなｖ
大切な人が落ち込んでいるのを見るのは辛いもの。
少しでも元気付けてあげられたらいいよね。
まぁ、昌浩の場合は彰子が一緒にいてくれるだけでいいと思うけどｖ
そして、日常に散りばめられている伏線。
彰子が昌浩の為に買った干し杏と干し桃。
立ち止まり『空がおかしいの・・・』と彰子。
見つめた先の空が霞がかっている。
さらに風音とぶつかる彰子と、すれ違い様に彼女を見つめる六合。
他にもあるんだけど、いろいろカットされてるなぁ。
この日常が大切なんですよ！
確かに、ストーリーの流れに影響はないかもしれないけど、
昌浩や彰子、六合とか他の神将の日常とか、会話がカットされているのが悲しかった。

さて、仕事も終わり行成様の様子を伺いに行く昌浩ともっくん。
(ｏ・ω・ｏ）ホエ？誰か来てるよ！？
って敏次いたァーーーーーーーーーーーーーーーーｖｖｖ
行成様の為に怨霊調伏の呪文を唱えている。
それを見ながら『敏次殿、立派だなあｖ』って昌浩。
昌浩の方が凄まじいよ！
もっくんも『これがぁ？この程度だったらお前の方が・・・』って・・・
でも、昌浩本人は気付いてないんだよね。
だけどもっくん・・・昌浩と比べちゃダメだよ。
生まれ持ったものが違うのだから・・・。
そんな昌浩に行成様が気付く。
『昌浩殿。』
行成様が昌浩を呼んだ途端、
敏次が目をカッと見開いて嫌そうな顔っ！
それにしても、行成様・・・肌蹴すぎですｖｖｖヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ
『して、昌浩殿は如何な用向きでこちらに？』
おおおっ・・・空気がピリピリするっ。
でもね、敏次は行成様には凄く穏やかな表情をするの。
昌浩と態度があからさまにに違うー！！
敏次にとって昌浩は邪魔なの。
行成様に目をかけてもらっているから余計に腹が立つ。
でも、ただ気に入らないんじゃないの。
それには原因があった。
『その日、
敏次は休んだ直丁の仕事を変わりにやっていたせいで
随分遅くなってしまったらしい。
ところがその直丁が夜中に出歩いていたのを
見かけてしまったのだそうだ。』
（おのれ！半人前の身でありながら・・・ｂｙ敏次）
そう・・・以前、休んでいた昌浩の変わりに仕事をしていた敏次が
真夜中に昌浩の姿を目撃してしまったの。
それは、彰子が窮奇の呪詛に苦しんでいる頃だ。
窮奇を探し出し倒す為に、昌浩は夜中に出歩いていた。
それを敏次に見られてしまった。
休んでいるはずの昌浩が夜中に出歩くという不真面目さに、
真面目な敏次は許せないの。
だから昌浩にきつくあたっていたのだ。
敏次は一生懸命で努力家で真面目なんだよ。
もともと生まれ持った才があるわけでもない。
でも、敏次は努力してここまで来た。
だから、そんな敏次が好きだ。
昌浩も敏次の事は嫌いではない。
敏次は一番最初に昌浩に声をかけてくれた。
気にかけてくれた。
ただ、誤解なだけなんだ。
だから、昌浩は敏次に見直してもらいたいの。
そして、敏次がきつくあたってくる理由を聞かされた昌浩は
今後真面目に仕事に取り組もうと決心する。
そんな前向きな昌浩も好きだ。
それに、敏次おもしろいしｖ
もっくんと敏次の睨めっこ笑えるｖ
もっくんたら『ホレホレ～』って（爆笑）
『気のせいか・・・
物の怪でもいるのかと思ったが勘違いか・・・』
『物の怪言うなぁ！！』
と～ってもイイ感じですｖヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ
敏次の調伏の呪文のおかげで、行成様は一時落ち着いた。
だが、その帰りに敏次は怨霊に憑依されてしまった。
怨霊調伏の呪文を唱えた敏次に『邪魔はするな！』と・・・。
翌日、陰陽寮で敏次と会った昌浩は様子がおかしい事に気付く。
敏次は見鬼の才がないのにもっくんを見た。
追い駆ける昌浩。
『敏次殿！こんな所で何を！？』
敏次は昌浩を見て口の端を吊り上げて笑う。
『憑依されたか！！』
だけど、一瞬だけ敏次は元に戻るの。
『敏次殿！！』
苦しみながら、それでも自分を保とうとする敏次。
『に・・・げ・・・にげっ・・・ぐぅっ・・・』
昌浩を突き飛ばす。
『は・・・早く逃げろっ！
お前に・・・もしもの事が・・・あれば、吉昌様や晴明様に・・・
申し訳がたたんっ！！
だから・・・だからっ逃げろぉぉぉ！！』
昌浩を逃がす為に懸命に耐える。
みんなを悲しませないように、
必死に昌浩を逃そうとする敏次の想いが痛かった。
敏次・・・つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
でも・・・
『呑まれたか！』
完全に呑まれてしまった敏次。
『邪魔だてするな！』と、激しい怨嗟が昌浩を襲う。
気を失ってしまった昌浩を優しく抱き抱え・・・って
紅蓮キターーーーーーーーーーーー！！！！
『どうした化け物よ、我を止めるのではないのか？
この身を焼かぬのか？』
だが、怨霊の言葉に紅蓮は動けない。
『くぅ・・・』
右手を翳す・・・だが、神将は人を傷付ける事が出来ない。
『わかる、わかるぞぉ。お前のその手は罪で汚れている。
そうだよなぁ・・・』
一瞬怯む紅蓮。
『そうかそうか。
消えない罪を背負って、
それでも無様にのうのうとしているのか。』
罪・・・
昌浩が聞き取った罪という言葉。
昌浩の目に映る紅蓮の後ろ姿。
『紅蓮！』
昌浩の声に敏感に反応する紅蓮。
その瞳は、昌浩に対して自分のうちに秘めた罪に怯える瞳だった。
紅蓮は苦しんでいる・・・そして、怯えている。
いつか昌浩に知られてしまう事を・・・。
紅蓮・・・いつになったらその傷は癒えるのだろうか・・・。
癒える日が来るのだろうか・・・。
紅蓮が怯んだ隙に怨嗟を放つ敏次。
全身で昌浩を守る紅蓮。
怨霊が立ち去った後、やっと陰陽寮の職員達が駆けつけた。
『怨呪の玉が失せている！！！！』
蔵から持ち出されたのは【怨呪の玉】という凄まじい呪物だった。
そして、昌浩は父である吉昌に休みが欲しいと申し出る。
『父上・・・俺、凄く不真面目な役人ですね。
忙しい時に休みを取って・・・
周りから見れば、頭に来ますよね。』
昌浩・・・それでも・・・
『敏次殿を探して助けます！！
だからそれが片付くまで休みをください！！』
自分を見つめて、それでも自ら助けると言う昌浩。
誰かを助ける為に・・・陰陽寮を休むたびに、
昌浩の立場はどんどん悪くなるだろう。
それはわかっている・・・それでも、昌浩は助けようとする。
昌浩・・・辛いね・・・そして優しいんだ。
さらに、家に戻った昌浩を待っていたのは
行成様の容態が悪化したという事実だった。
そこには、晴明に邸まで来て欲しいと使いの者が来ていた。
その名代で昌浩が行く事になる。
もう・・・怨呪の玉の呪詛は始まっていた。
怨霊に取り付かれたままの敏次は
怨呪の玉で行成を呪殺しようとしていた―――。
信頼する行成様を、敏次の手で・・・望みもしないのに・・・
大切な人を守るはずが、命を奪う事になるなんて・・・。
行成様は敏次が物心つく前から知っているの。
『昌浩殿・・・敏次は・・・』
その名を聞いて・・・一瞬、昌浩の胸が痛む。
行成様は敏次が怨霊に憑かれた事を知らない。
昌浩は言わない・・・ううん、言えない。
敏次が怨霊に憑かれてしまった事を・・・。
しかも、行成様を呪殺しようとしているなんて・・・。
『今はお休みください。
怨霊調伏の手筈は整っております。』
そう言う昌浩の心をもっくんの瞳が捉えた。
昌浩は知ってるんだ・・・
敏次を想う行成様の心を・・・
でも・・・一人助ければ、一人が犠牲になってしまう。
ふたつの想いに挟まれる昌浩。
だからこそ、もっくんは厳しく言う。
現実を・・・それでいいのかと・・・
『あれは呪詛だ。
敏次に憑依した怨霊が仕掛けて来たに違いない。
怨呪の玉をつかってな。』
『・・・わかってる。』
『一度仕掛けられた呪詛はもう止まらない。
行成を死に追いやるまで。』
立ち止まる昌浩。
『もうひとつだけ手がある。呪詛を返す。』
そんな昌浩を見つめるもっくん。
『返せば今度は敏次が死ぬぞ。』
もっくんは、現実を突きつける・・・昌浩の為に。
『行成を助ける為に敏次を見殺しにする。
それでお前はいいのか？』
人の命を背負う覚悟があるのかと・・・本当にそれでいいのかと・・・。
本当は、どうしたいの？昌浩・・・
『そんなのいいわけないっ！！！！
本当は俺だって二人とも助けたいっ！でもっ！！！！！！』
それが聞きたかったんだ。
夕日を背にもっくんが昌浩を見つめる。
だったら・・・
『それがお前の望みなら、俺はその為に心を砕こう。
力を貸そう。
その為に俺はお前の元にいる。』
もっくんっつД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
泣きたくなった。
昌浩にとってもっくんの存在は大きい。
一人で出来ない事でも、きっともっくんがいれば出来る。
夕日のような瞳で、昌浩の迷いを消し去る。
目頭が熱くなってきた・・・
『もっくん・・・
うん、呪詛を返して、行成様を守って、怨霊を調伏して・・・』
『イヒヒ、あの敏次の偉っそうな鼻っ柱を
叩き折ってやろうじゃないか！！晴明の孫よ！』
『孫言うな！』
ああ・・・もっくん・・・あったかいね・・・。
昌浩は辛い決断をしようとしていた。
背負おうとしていた。
でも、もっくんは知ってる。
昌浩の優しさを・・・辛さを・・・
だから、昌浩の本当にしたい事もわかってる。
どちらかじゃない、どちらも助けたいんだ！！！！

次回、少年陰陽師第十五話【禍つ鎖を　解き放て】

『戦うっ戦うっ戦うっ！！！！！！！！』
ヴィクターと同じ容姿と化してしまったカズキ。
カ　ズ　キ　！　？
ヴィクターを倒す事に夢中で、周りが見えなくなってる。
しかも、カズキ自身気がつかないうちに
斗貴子さんの生命力までも吸い取ってしまう。
そのまま闘争本能に駆られ、凄まじいバトルを繰り広げる。
カズキＶＳヴィクターのバトル！
凄っ！ヤバイ・・・二人ともカッコイイ・・・
熱いっつか・・・燃える！！！！！！！！！！！！
お互い譲らない凄まじいバトルに目が離せない！！
腕を切り落とされて
『来いっ！！！！！！！』って叫ぶカズキとか
黒い核鉄銜えてるカズキとか、メチャクチャ男らしくて良かったｖ
お互い譲らずいつまでも続くかと思われたバトル。
だが、霧が晴れた為に錬金術の力を衆目に曝すのは避けるべきだと
ヴィクターが立ち去ろうとする。
『逃げるきか！』
止めるカズキにヴィクターは言う。
『急く必要はない。
君は俺と同様､この地上で最も永遠に近い命を手に入れた。
いずれ必ず始末をつける。
君だけではない、錬金の戦士もホムンクルスも
錬金術が生み出したものは全て必ず始末をつける。
錬金術の全てが俺の敵だ！』
目を見開くヴィクターがカッコイイ・・・っつかケツが気になる・・・ヾ(・ω・ｏ) ｺﾗｺﾗ
『これから君は、俺と同じ辛苦を味わう事となる。』
と・・・いう事は、ヴィクターは望んで今の姿になったわけではないのだろうか・・・？
『戦え！ヴィクターーーーーーーーーーーー！！！！』
カズキ・・・戦う事に縛られてる。
でもって、それを見守る斗貴子さんが辛そう・・・。
そして、カズキが斗貴子さんの横を素通りした瞬間の表情が痛かった。
必死にカズキを身体全体で止める斗貴子さん。
目の動きから感情が流れ込んできた・・・
切ない・・・
『お 願 い だ ・・・ カ ズ キ ・・・』
っ・・・つД`)･ﾟﾟ･。
あああ・・・斗貴子さんの想いが痛いほど伝わってきた・・・つД`)･ﾟﾟ･。
『姿形は変えても、
心までは・・・変えないでくれ・・・お・・・願い・・・だ・・・』
つД`)･ﾟﾟ･。ｳﾜｧｧｧﾝ!!
きっとね・・・斗貴子さんの身を切り裂くような辛そうな声が・・・
カズキを止める斗貴子さんの細い腕が・・・
肌の温もりがカズキに届いたんだろう・・・。
斗貴子さんの存在がカズキを我に戻した。
なんかもう・・・凄く愛しいよー・・・斗貴子さん・・・。
そんなふたりに見惚れてる間もなく
『 パ ピ　ヨ ン ！ ！ 』って
パピヨンキターーーーーーーーーーーーー！！！！
『蝶野！』
『見たぞ！武藤！！
まさか貴様が人間をやめるとは夢にも思わなかったぞ！』
カズキの表情が一瞬険しくなる。
『人間をやめて蝶人にならんとした俺を散々止めようとして
挙句一度は殺しまでした貴様が人間をやめてどうする！？
偽善者にも程がぁっぐぉごぉあっ！！！！！！』
ごめんっ！血を噴き出しながら倒れるパピヨンに笑ったｖ
っつか爪長いなー（そこか！？）ヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ
『そんな身体で力むからだ。大丈夫か？』
一見のん気そうなカズキですが、パピヨンに現実を突きつけられて痛そう。
『人間とヴィクター、中間の存在になったんだ。
果たして元の人間に戻れるのか！？』
言ってる事は痛いんだけど、いちいちポーズを決めるパピヨンが可笑しいーｖｖｖ
そんなパピヨンに言葉を失うカズキ。
それを救うように斗貴子さんが言う。
『戦士長なら・・・もしかしたら・・・』
『なるほど、確かに下っ端は知らなくとも
上は何かしら把握しているかもｖ』
パピヨン、斗貴子さんに喧嘩売ってますｖ
いいなぁ、このふたりのやり取り///
『よしっ行こう！！！！』
そんなのお構いなしに、斗貴子さんを片腕で抱きしめるカズキ！
うわっ///斗貴子さんが赤くなってるっｗ可愛い！！！！
なんかもう、斗貴子さん可愛すぎだよ！
それにカズキが凄く男らしく見えるよ！！
そして、行く前にみんなの様子を見に行くカズキ。
みんな眠っているだけで無事みたい。良かったー。
でね！
パピヨンが武装錬金で飛んで行こうとした途端に、カズキが飛び付く。
『パピ　ヨン！』
いちいちパピヨン言うのね！！
あっはっはっはっは！
ちょっｗカズキ楽しいー！！！！
パピヨンの足首掴んで一緒に飛んどるｖ動きがおもしろいよー！！
『足がもげる！』って言うパピヨンに『大丈夫！！』ってカズキ！
他人事！？
なんかすごく楽しそうなんですが！！
しかもそのポーズのまま飛ぶんですか！！
さすがパピヨンｖ
さて、カズキはパピヨンにぶら下がって移動してるんですけど、
斗貴子さんは岡倉からバイクの鍵を預かったので、パピヨンと飛んで行かなかったよｖ
しかも！
斗貴子さんのバイク・・・っつか生脚！眩しい///

一方、ブラボーＶＳムーンフェイス！
『ムーン』ＶＳ『むんっ！』違っヾ(・ω・ｏ) ｫｨｫｨ
ムンむんバトル！あはははははは！だから違うって（爆笑）
なんだか可笑しなバトルになっとる！！
面白対決はブラボーの勝ちでしたｖ
結局、黒い核鉄とヴィクター化の事はブラボーに聞いてもわからなかった。
『やはり欲しいものは自分の手で奪い取ってこそ。
自分で調べるのが一番。』
うん！いい事言うね！！パピヨン！！！！
そして、宣言！！
『人間武藤カズキを 蝶 最 高 な俺が倒す！
だから武藤、これ以上人間離れするなよ！』
『ああ、お前に言われたくないけどな。
怪我・・・ちゃんと治しておけよ！！』
カズキって誰にも優しいなぁｖ
そんなカズキだから、パピヨンも拘るんだろうな。
ブラボーも優しいｖ
『お前はみんなの命を守りきった！ブラボーだ！！』
それを聞いてなんだか安心した。
そして、ヴィクターの事、
カズキのヴィクター化の事・・・黒い核鉄についての謎。
これらを解く調査をする為にブラボーは本隊に戻っていった。
やっと日常に戻ったカズキ達。
相変わらず楽しい仲間達だねｖ
成績表を比べて、おろろ～んなカズキに笑ったｖｖｖ剣心か！？
斗貴子さんのスク水話題とかｖみんなのやり取りとか反応がおもしろい！
一人テンションの高いまひろちゃんとか
大浜に引くさーちゃんとちーちんに笑った！みんないい奴だなｖ
そして、海に行ったカズキと斗貴子さんが初々しいｖ
くぅ～っ！水着が眩しいぜっ！！
カズキの斗貴子さんのお腹を見て『おヘソ丸出し。』に笑った！
斗貴子さんのヘソだし萌えｖ
さらに！サーフィンしてるブラボーカッコエェェェェ！！！！
そんな楽しさも束の間・・・
斗貴子さんが青年を見た途端に表情が強張る。
『みんなを巻き込みたくないですよね？』
誰！？誰！！！！？
何か嫌な予感・・・。
うわー！気になるっ！！

さらに！新ＥＤ！！パピヨンがイメージ！？
妖 艶 ｖ 蝶 妖 し く て 蝶 素 敵 ！

次回、武装錬金第１６話【新たなる力】
錬金戦団から再殺命令が下された！？
どうなる次回！！！！