少年陰陽師第十二話感想
『俺が護る・・・ずっと護るよ・・・』
【鏡の檻を つき破れ】
彰子姫の入内が明日に迫る。
身分違いの恋。(本人気付いてないけど)ヾ(・ω・o) ォィォィ
いつもは御簾なしで話をするのに、それすら出来ない昌浩と彰子姫。
直に顔を見る事が出来るのは帝だけ・・・
そして・・・名を呼ぶ事すら許されない。
昌浩が彰子姫の事を
『一の姫』と呼んだ時、胸が痛くなった。
昌浩の言葉使いから、距離を感じてしまう。
昌浩と彰子姫の距離。
心は、求める想いは一緒なのに・・・
だから―――
『彰子よ。一の姫なんて呼ばないで・・・彰子よ、昌浩。』
そう言って寂しそうな彰子姫。
きっと、彰子姫の心も痛かったんだと思う。
『彰子・・・』
彰子姫からは昌浩を薄っすらだが、見る事が出来る。
でも、昌浩から彰子姫は見る事が出来ないの。つД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
それでも、御簾越しに見つめ合う二人。
触れ合う手と手。
伝わる温もりと、胸に秘めた想い。
儚き願い―――
彰子姫から零れた言葉。
『蛍・・・』
その言葉に応えたい。
『見せてあげるよ・・・いつか必ず・・・』
そして、昌浩は誓うの。
『俺が護る・・・ずっと護るよ・・・』
つД`)・゚゚・。ウワァァァン!!・・・切ない・・・
胸が引き裂かれそうだった。
『信じてる・・・』
彰子姫の瞳からは、涙が耐え切れずに溢れていた。
でも、昌浩には見えない。
彰子姫の頬が濡れているのが見えないの。
あぁ・・・
泣かないで・・・泣かないで・・・彰子姫。
そして・・・昌浩の心も・・・きっと泣いてる。
どうして、叶わないのだろう・・・この願いは・・・つД`)・゚゚・。
それを見ていたもっくんの表情も痛そうだった。
大切な人が傍で苦しんでいるのに、何もしてあげる事が出来ない。
こればかりはどうしようもないのだ・・・。
昌浩は入内の前に窮奇との決着をつけるべく、
都の南にある巨椋池に向かった。
車の輔キタ!!いつの間にか昌浩の式になってるよ!
晴明を前にして緊張してるv可愛いなぁ!!
そして、巨椋池が近付くにつれて昌浩の胸が痛む。
『感じる・・・この水鏡の向こうにいる証だ!』
窮奇がいるのは間違いない!
次々に異邦の妖異が現れる。
咄嗟にもっくんから紅蓮の姿に!
紅蓮キターーーーーーーーーーーーー!!!!
炎蛇を操る姿・・・というか、動いている時の
紅蓮の脚がエロいよ!
六合もキターーーーーーーーーーーー!!!!
そして、戦いの最中に水面から昌浩を目掛けて触手が!!!!
捕らえられてしまう昌浩。
引きずられ水鏡の向こう側へと連れ去られる。
『昌浩ーーーーーーーー!!!!』
紅蓮が手を伸ばすが間に合わない!
『昌浩っ!くっ!!!!』
昌浩の消えた場所には、匂い袋が落ちていた。
それを握り締める紅蓮!
さらに
『ぬかったな!』という妖異に
『黙れぇっ!!!!』と怒り爆発な紅蓮が好きだ!
本当に昌浩しか見えてないんだなぁって思ってしまうよ!!
一方、紅蓮と引き離され、
窮奇のいる水鏡の向こう側に連れ込まれてしまった昌浩は、
窮奇と壮絶な戦いを繰り広げる。
呪縛を抱えながら戦う昌浩。
昌浩の胸を剣が突き刺さる。
『紅蓮っ!!!!』
そこで紅蓮を呼ぶのねっ!昌浩!!!!
萌える!!!!
微かに昌浩の声を感じ取った紅蓮・・・でも行く事が出来ない。
なんとかその場の危機を脱した昌浩だったが、
その戦いの最中に窮奇が昌浩に言葉を投げかける。
『配下に下ればお前の願いを叶え、彰子をさらってきてやる』
その言葉を聞き、動揺を隠せない昌浩。
運命という鎖を断ち切ってやろう―――
その願いを叶えてやろう―――・・・
そう、叶うのならば一緒にいたい・・・共に生きたい・・・
でも―――
『断る!ここには蛍がいない!!』
昌浩の願い、それは彰子姫との約束を守る事。
一緒に蛍を見に行こう―――
それが彰子姫の願い。
昌浩自身の想いよりも、彰子姫の想いを願いを大切にしているの!!!!
昌浩っつД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
昌浩はいつも誰かの為に頑張ってる。
大切な人の為に・・・
その為に頑張れる。
自分の事には弱いのだけど、誰かの為に優しくて
護ろうとする想いは誰よりも強くて純粋なんだよつД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
だから、
『蛍がいなかったら意味がないっ!!』のだ。
『窮奇、ここでお前を倒す!!』
強い意志・・・だが、力及ばず追い込まれていく昌浩。
『紅蓮っ!』
紅蓮は妖異と戦いつつ昌浩の元へ行く為に必死だった!
戦闘シーンの
紅蓮はエロカッコエェε=(。・д・。)*///
でも、行く事が出来ない。
六合が
『よせ、無駄だ。』と言うのに、昌浩の声が聞こえた途端に
『昌浩が呼んでいる!!』って!!!!
この二人は離れていても、何故こんなにも心が繋がっているのだろう!
無駄だとわかっていても昌浩の元へ行こうとする紅蓮。
揺れる水面、空間が捩れる。
そして、
信じているからこそ紅蓮を呼ぶ昌浩。
『紅蓮ーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!』
匂い袋を通して昌浩の声が紅蓮に届き
匂い袋を通じて昌浩の元に紅蓮が現れる!!
愛だ!!
『紅蓮!六合!!来てくれたのか!!!!』
昌浩の危機に
紅蓮&六合キタァーーーーーーーーーー!!!!
しかも!
六紅キターーーーーーーーーーーー!!!!
紅蓮と昌浩を窮奇の攻撃から護りつつ、
『行けっ!!!!』って
めちゃくちゃ
六合カッコイイんですけど!!!!
六合と紅蓮の顔近すぎっ!!!!ヾ(・ω・o) ォィォィ
萌える萌える!!!!(本命は紅昌ですがv)
さらに!
紅蓮と昌浩を引き裂くかのように、地響きと地割れと共に窮奇の攻撃!
『昌浩っ!!!!!!!!!!』
もうね!
お互いの手を伸ばし求め合う姿に悶えてしまったー!!!!
紅蓮・・・『昌浩』しか言ってないよなぁ・・・笑
昌浩は窮奇に牙を立てられつつも詠唱する。
昌浩の腕には呪符が巻きつけられていた。
縛魔の術が窮奇を捕らえる。
昌浩は自らを囮にした。
だが・・・
その力さえも跳ね返されてしまう。
そこへ空を切り裂く何かが飛来し、閃光が迸る。
青龍キターーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
青龍は彰子姫の元に十二神将の
天一と
玄武と共に行き、
匂い袋によってこの
異界まで来る事が出来た。
別々の空間を繋ぐためには昌浩の霊力の込もったものが必要なのだ。
それを通じて青龍が
降魔の剣を昌浩に渡す。
『その剣は、安倍晴明が鍛えた降魔の剣だ!』
その冷たい表情が素敵!
そんな青龍を見つめる
紅蓮がカッコエェ///
なんでそんな表情してるんだ!?(笑)
そして、紅蓮の白炎の龍が窮奇を捕らえ、
さらに昌浩が降魔の剣で窮奇を貫く。
『雷電神勅、急々如律令―――!!』
そして窮奇は跡形もなく消し飛んだ。
彰子姫の呪詛は消えた。
戦いは終った・・・
昌浩は、いつも彰子姫の想いに助けられてきた。
彰子姫への想いを胸に生きて帰って来る事が出来た・・・
でも・・・
彰子姫とはもう・・・会えない・・・つД`)・゚゚・。
昌浩はそのまま彰子姫の元へ向かったんだけどね・・・
少し離れた所から彰子姫の乗っている出車を見つめながら、思いを馳せるの。
昌浩と彰子姫は出会ってから・・・いろいろな事があった。
いろんな想いが生まれては消えていった。
そして、そのまま去って行く。
実は、このシーンで昌浩の胸の奥に押し込めていた想いが
溢れてくる筈なのですが・・・
あっさりしすぎて驚いてしまいました。
昌浩の彰子姫への想いを、もっと表現して欲しかった。
小説を読んだ時の一番心打たれたシーンがカットされていたというか・・・
演出がイマイチだったのが残念でした。
戦闘シーンに力を入れているのでしょうか?
大好きな紅蓮が活躍してくれるのは嬉しいのだけど
少年陰陽師は萌えだけでなくて、昌浩との繋がり、
ストーリーの中に織り込まれた想いに惹かれたんです。
この後、昌浩は家に彰子姫がいて驚いてしまうんですけれど
感動が・・・感動が薄れちゃったよ?
昌浩の想いを表現してくれた後だったら良かったのに・・・
凄く感動したのに・・・。
彰子姫は生涯消えない呪詛を受けてしまった為に、
常に陰陽師が傍にいなければならないのだ・・・。
ストーリーの流れは変わってはいない・・・
ただ、描いて欲しいシーンがカットされてしまっていただけだから・・・
だから、そこが大事なんだってばーつД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
晴明のおかげで、昌浩と彰子姫の約束は守れそう。
『来年の夏になったら、貴船に蛍を見に行こう!』
『約束ね。』
昌浩の嬉しそうな顔を見て、もっくんも嬉しそうだ!
良かったね、昌浩ーつД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
ずっと昌浩の辛い姿を見てきた。
胸が痛くなって泣けた事もあった。
でも、最後は嬉しくて泣けた。
窮奇編は、
昌浩と紅蓮の絆の深さ・・・
昌浩と彰子姫の切ない想いや儚い願い・・・
心を打たれるシーンが多かった。
そして、それらを繋いでいたのは、彰子姫が作った
匂い袋・・・。
それに昌浩の
護りたいという想いが込もった事によって
未来が拓かれたんだと思う。
次回、
少年陰陽師第十三話
【辻風が運ぶ 禍歌】
風音編突入です!
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