『学園祭中止』
聖桜学園は愛光学園に合併吸収される事になっていた。
新学期を向かえ、それが公になった。
しかも!
学園祭が中止!!!!!!!!!!!!
だが!!!!!!!!!!!!!
あのまなびちゃん達が黙っているわけはない。
まず、下嶋先生に
『裏切り者~っ!!!!』と、
飛び蹴りを喰らわせるまなびちゃんに笑ったwww
ああ、せっかくラーメン食べる寸前だったのに!伸びちゃうよ!?
ってその前に下嶋先生が伸びちゃうかwww
次に多佳子さんにお願いのTEL。
『学園祭を中止にしないで欲しい』と
理事長にお願いして欲しいと頼むのだけど
『ごめんなさい、たぶんそれって無理だと思う。』と断わられてしまう。
実は、多佳子さんは理事長に何度も掛け合っていたの。
多佳子さんは、彼女なりに一生懸命だったんだと思う。
でも・・・ダメだった。
そんな多佳子さんに
『ありがとう・・・間に立ってくれてたんでしょう。
だから、ありがとう。』と言えるまなびちゃんはいい子だと思った。
ふたりのやり取りを見ていて、切なさもありお互いを思いやる気持ちに温かさを感じた。
多佳子さんだったら何とかなるだろうと思っていた事が
どうにもならない事だと知ってしまったまなびちゃん。
でも・・・多佳子さんが、自分の知らない所で協力してくれた事が嬉しかったんだと思う。
それに、多佳子さんも何とかしてあげたいって気持ちが大きかったのに、
まなびちゃんの力にはなれなかった事を悔やんでいたようだった。
だから、まなびちゃんの
『ありがとう』は
多佳子さんにとっても、わかってくれて
『ありがとう』だったんだろう。
それでも、まなびちゃんは諦めない。
生徒会室で、むっちーとみかんの前でのマシンガントーク(違)の
まなびちゃんのテンションは良かったw
『僕には、まだ帰れる場所があるんだ!』ってヾ(・ω・o) ォィォィ
『一揆だ!一揆だ!!』
『うおおおおおおおおおお!打ち壊しだぁぁぁぁぁ!!!!』
むっちー&みかんもノリノリですなw
っつか、いつの間にかジュースの一気飲みになっていて笑えたw
そして、そんなまなびちゃんのおしりをハリセンでスパァーンッと叩く
芽生ちゃんにウケたw
芽生ちゃんは園長先生を通して愛光学園の理事長に面会を申し込み、
さらに、署名運動の用紙を作成!
おお!さっすが芽生ちゃん!!!!
さぁ!署名運動開始だ!!
初日は良かった・・・
だが、あっという間に署名運動の熱は失なわれていった。
時間だけは過ぎていき、そんなある日―――
学校から帰ったまなびちゃん宅に、お兄ちゃんの彼女がいてビックリ!!!!
そんなお兄ちゃんを、冷やかすまなびちゃんのやり取りとかおもしろかったんだけど、
もっとおもしろい事が!!!!
いや、まなびちゃんにとってはおもしろくないんだけどね(苦笑)
お兄ちゃんの彼女に
『あの、お仕事は何を?』と聞いちゃうまなびちゃん。
『愛光学園の理事長を。』
『はい?』
『愛光学園の理事長を。』
いやぁ、ここのトコロ衝撃だった!
声を聞いた瞬間にあれ?って思ったwww
よりにもよって愛光学園の理事長かよ!!!!
ずっと愛光学園の理事長の顔が隠れていたから、何かあるんだろうとは思ってたけど・・・
まさかこう来るとは思わなかった!!!!
しかも!
いい感じに雷がなるのよねw
まるで、まなびちゃんの心情を表しているようだよw
あまりのショックに家を飛び出してみかんの家へ行くまなびちゃん。
『今日からここん家の子にしてください。』って可愛いなぁ///
そして、みかんにお兄ちゃんと愛光学園の理事長の話を聞いてもらう。
どうして愛光学園の理事長がお兄ちゃんの恋人なのかと。
しかも、まなびちゃんの事を知っていたのなら
どうして学園祭の話をお兄ちゃんにしていないのかと。
それに対してみかんは結構大人だった。
『鏡子さんにもきっと立場って物があるんだよ。
それにお兄さんと鏡子さんの事と、学園祭の事は話が別。』
みかん!可愛いだけでなく、考え方が大人で惚れ直した!!!!
まなびちゃんの気持ちもわかる。
愛光学園の理事長でもあり、まなびちゃんのお兄ちゃんの恋人でもある鏡子さん。
きっと学園での楽しみと、大事なお兄ちゃんの
両方を取られた様な気がしちゃったんだよね。
一方、鏡子さんはまなびちゃんの事をお兄さんから聞いて
何か思う事があったらしい。
だからこそ、会う必要はないと言っていた理事長が
まなびちゃんに会う気になったのではないだろうか。
理事長は結構、仕事とプライベートの切り替えの早い方ですなwかなり好きです///
理事長として言っている事は、厳しいけれど現実を見ている言葉だ。
『あなた達の学園祭が新しい学生の本分のあり方を示す
ひとつの可能性だったとしましょう。
でも、やはり学園祭中止は正しい判断だったと思います。
他の生徒達から学園祭を中止しないでくださいという声が
聞こえてこないからです。』
ここの会話でずっと時計の音がなっているんですけど、
まなびちゃんの心というか、鼓動の音のように響いてくるんですよね。
理事長の言っている事が本当の事だから・・・
『学園祭をどうしてもやりたい。やる必要がある。
そう思っているのはあなた達、生徒会だけなんじゃなくて?』
現実を突きつけられた気分。
それでも、まなびちゃんは理想を追い現実にする道を選ぶ。
『させない!学園祭は絶対中止にさせない!!』
『いいでしょう。そこまで言うなら、
あなた達に一度だけチャンスをあげましょう。』
生徒会室に戻ったまなびちゃんが持ち帰ったチャンス。
『70パーセント』
『学園祭復活嘆願の署名』
一週間後までに全校生徒の70パーセント『集めなさい・・・かぁ』
あなた達の学園祭が本当に今、
望まれているものという事を自分達の力で―――
『証明してみなさい・・・かぁ。ご無体な要求ね。』
『でも・・・可能性は0じゃない。仲間みんなで作る学園祭。
絶対に楽しいって、みんなにもわかってもらえるはず!
みんな、時間はないけど覚悟はいい!?』
いつになく真剣。
『じゃあ、行こう!』
一歩一歩力強く踏み出して、みんなの心がひとつになる!!
一致団結!!!!
結果をす為に、みんなにわかってもらえる為に、ここからが腕の見せ所だ!
与えられる楽しみよりも、自ら作り出す楽しみ。
一人ではなくて、みんなでやるからこその喜び。
それが伝わればいいね。
トモダチからナカマへ―――
学園祭復活署名決裁日まで あと168時間
おおお・・・緊迫感っ!!!!ε-(/・ω・)/ まっすぐゴォーッ!!
次回、
がくえんゆーとぴあ まなびストレート!第9話
【わたしたちのうた】
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