ヴィクターの過去―――
妻であるアレキサンドリア、そして娘のヴィクトリア。
恐怖と戦い厄災を跳ね除け
よりひとりでも多くの人が幸せになれるよう
この力はその為にこそある―――
その想いを胸に戦ってきたはずのヴィクター。
だが、その力である錬金術を憎むようになってしまった。
なぜなら、
黒い核鉄が彼の運命を変えたからだ。
ヴィクターだけでなく、アレキサンドリアとヴィクトリアさえも巻き込んで―――
錬金術は彼にどんな
重く残酷な現実を見せて追い込んでいったのだろうか?
錬金術の全てを
憎悪に変えるほどの出来事。
『ヴィクトリア・・・アレキサンドリア・・・』
最愛の人を想うヴィクターの表情が切ないつД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
現在、彼が独りで錬金の戦士と戦う訳は・・・―――
一体!?
ついに、錬金戦団によるヴィクターへの総攻撃が始まる。
ヴィクターを討伐する為に集う錬金の戦士達。
攻撃を受けても無傷なヴィクター。
っつか、
ミサイルランチャーの武装錬金ジェノサイドサーカスの
あまりのゆっくりさに笑えたw迫力ないのぅw
『無駄な事を!少し眠っている間に随分と集まってきたな。』
だが、その攻撃はヴィクターを追い込む為のものであった。
『なるほど、そういう事か。
いいだろう、お前達の策略に乗ってやる。』
ヴィクターは火渡戦士長達の待ち構える島へと向かう。
『ヴィクターが来るぜ!野郎共!!覚悟はいいかぁ!!!!』
『火渡様についていきます!!』
あぁ///可愛いなぁ毒島さんw
火渡戦士長だからって、何処へでもついて行っちゃ駄目だよw
何されるかわかんないよ(笑)ヾ(・ω・o) ォィォィ
『ヴィクターさえ倒せば、世界は救われる。』
『けっ!わかりやすくていいじゃねぇか!!
不条理でも何でもねぇ!
あいつを倒せば俺達が正真正銘この世界の救世主だ!!』
・・・
救世主!?火渡戦士長が!?(o・ω・o)?ホエ?
c(>ω<)ゞ イヤァ~ここまで
救世主って言葉の似合わないお方も
いないような気がするwwwでも、そんな火渡戦士長が好きだ!!
だけどね・・・ヴィクターを倒しても、一部の人の心は救われない。
それは、世界に比べたら・・・ちっぽけなのかもしれないけれど・・・
ヴィクター、そして、その身近な人の想い・・・
今は救うべき者ではない、倒すべき者だと思われているヴィクターだけど・・・。
真実を知らない錬金の戦士は、ヴィクターを倒す為に団結する。
『あいつは一人の力でどうにかなる相手じゃないわ。』
『我らすべての力、奴にぶつける!!』
おお!なんかいいね、こういうの!!
『武装錬金!!』
なんだか、会話のテンポがイイ!!
『けっ!いくぜぃ!野郎共!!!!』
あっついなぁ!!!!カッコイイなぁ///火渡戦士長wwwヾ(・ω・o) ォィォィ
次々に火渡戦士長の率いる錬金の戦士達が挑む。
みんな見せ場が用意されていて嬉しかったwww
戦部、根来の攻撃、さらに秋水君の死角からの攻撃。
だが、ヴィクターの力の前に倒れていく錬金の戦士達。
犬飼、円山も攻撃するが、重力の前では相手に届く前に無力。
そこへ火渡戦士長が!
『お前らはケガ人担いで下がってろ!』
そして!
『毒島ぁ!出番だ!!』
毒島さんキタァw
ついに火渡戦士長と毒島さんのツープラトン技が!
『毒ガスではない、これは!?』
『酸素だよ!毒島の酸素と俺の炎をたせば、
破壊力は10倍にも20倍にもなる!
悪ぃな、貴様と違い俺達は独りじゃねぇんだ。
燃え尽きろ!ヴィクター!!!!!!!
ブレイズオブグローリー!!!!』
毒島さんの武装錬金で火渡戦士長の武装錬金の力を高めるw
熱い!ますます燃えるぜ!
まぁ、火渡戦士長の場合は本当に燃えてるしね!
愛だね!愛!!!!
毒島さんの愛が火渡戦士長を萌えさせるw
火渡戦士長好きとしては、
『ちと妬けるぜw』ヾ(・ω・o) ォィォィ
凄まじい攻撃!
炎に包まれるヴィクター!!
その中でヴィクターはヴィクトリアとアレキサンドリアを想い
悲しみと憎しみという心が更なる変化をもたらす。
『何!?黒焦げ?いや、肌の色が変わった!!』
ヴィクターの進化は第3段階に達し、更に強大な力を振るい出す。
『うわぁっ!!!!!!!!!』
炎と衝撃に包まれる錬金の戦士達。
それを見守っていた大戦士長坂口照星は!!!!
『私は今から、別行動を取ります。』と戦いの場へ。
この先、どれ程の犠牲が出るのか・・・
決意を胸に歩き出す大戦士長カッコエェ!!!!
さらに、錬金の戦士達を襲うヴィクターのエネルギードレイン!
そういえば、やっとヴィクターの褌?前掛け?みたいなのが取れたwww
その危機に
『待ちなさい!』って
大戦士長キタァ!!!!
『よぉく見ておけ!これが大戦士長、坂口照星の武装錬金!』
なんか火渡戦士長が自慢してるように聞こえる(笑)
あと、秋水君が馴染んでいて笑えたw
『フルプレートアーマーの武装錬金!バスターバロン!!』
ってまんま巨大ロボットな
バスターバロン!キタァ!!(笑)
カッコエェエエ!!!!(え!?)
さらに、一緒に
ヴィクターまで巨大化したぁぁぁぁぁ!!!!
そんな巨大化したヴィクターに思わず口開けてタバコ落とす火渡戦士長に笑ったw
一方、カズキ達はニュートンアップル女学院にてパピヨン、エンゼル御前様と合流。
『遅かったじゃないか!』
パ ピ ヨ ン キタァwww
っつか、待ってたのかwww
『会いたかったよぅ!カズキン!!』
エンゼル御前様可愛いよぅwww(←かなり好きらしいw)
カズキの顔に張り付いたりとか仕草がたまりませんw
さらに、そんな御前様を握りつぶそうとする斗貴子さんに笑った!
みんな
カズキ好きだよなぁ!うんうんwあ!剛太は斗貴子さんだけどね!
でもって、パピヨンを見つめて笑うカズキがカワエェwww
それに気付いて微笑むパピヨン///
『無事で何より。』
そんな蝶嬉しそうな顔するなよwパピヨン!(笑)
『ああ、お前もな!』
ぶっはwwwここのシーンのパピヨンとカズキが良いカンジ!
この短い会話の中に
信頼と愛を感じてしまいます///
蝶 素 敵 www
あー・・・でも、原作での妖精さんとか、カズキインパピヨンマスク(違)を
見れなかったのは残念でした。
そして、カズキ達を迎えた謎の人物。
その謎の人物を追いかけた先で出会った少女。
『ねぇ、君。ここに怪しい奴来なかった?』
って、その子が十分怪しいよ!カズキ!!
とか思ってたら剛太が突っ込んでくれたw
さらに!!
『そうだな、匂いでわかる。そいつはホムンクルスだ!』とパピヨン。
『案内するわ、武藤カズキ。
いいえ、今はヴィクターⅢだったわね。
あなたの運命、教えてあげる。』
そのまま、地下空間へと導かれ、案内された場所には多数の脳が並んでいた。
実はこの脳は、黒い核鉄の開発者であり、ヴィクターの妻アレキサンドリアだった。
そしてここまで案内してきたのは、娘のヴィクトリア。
彼女達はここで研究をしていた。
それは、ヴィクターを人間に戻す為だ。
『それじゃあ!!!!』
その研究に、カズキが人間に戻れる可能性、希望が見えて喜ぶが・・・
『甘いわね。』
と、喜ぶ斗貴子さんに冷たいヴィクトリアの言葉―――
『錬金術がそんなに簡単に、みんなを幸せにすると思う?』
『おい!それはどういう意味だ!?』
そして、ここで語られたのは、ヴィクターの人間だった頃の真実。
今から百年前、錬金戦団と当時のホムンクルス達の間では
大きな戦いが続いていた。
当時、ヴィクターは戦団で最強の戦士だった。
しかし、ホムンクルスとの戦闘で瀕死の重症を負ってしまう。
アレキサンドリアは、まだ研究途上の賢者の石・・・黒い核鉄をヴィクターに移植。
彼の命を救うには他に方法はなかった―――
『その結果は、皆さんの知っての通り・・・
閉じていく意識の中で見たのは
瓦礫の山と仲間の亡骸と変わり果てた夫の大粒の涙。』
『うああああああああああああああああああ!!!!』
ヴィクターの叫びは身を引き裂くかのようだった。
守るべき者達を、最愛の人を・・・
自分の命となった、新たなる力によって傷付けた。
ヴィクターは命と引き換えに大切なものを失っただけでなく、
さらに辛苦を味わい続けてきた。
やっぱり、ヴィクターは望んで今の姿になったわけではなかった。
『これから君は、俺と同じ辛苦を味わう事となる。』
以前、ヴィクターがカズキに言っていた言葉は、自分の経験からだったのだろう。
その過去があり、アレキサンドリアは首から下の体機能を全て失ってしまった。
7年間意識がなく、目覚めた時には娘ヴィクトリアは人間ではなくなっていた!!!!
ここでは、まだヴィクトリアが何故ホムンクルスの姿なのか・・・
何故、錬金術の全てが嫌いなのかは語られてはいない。
それから、アレキサンドリアはヴィクターを元の人間に戻す為の研究を続けていた。
そして、その研究はあと一歩で完成する。
『黒い核鉄の力を全て無効化する、白い核鉄。』
カズキ達の目の前に現れた
白い核鉄―――
という事は・・・
『じゃあ、これを使えばヴィクターの問題も・・・』
『カズキンの事も全て解決!!』
カズキが・・・カズキが人間に戻る事が出来る・・・
そして、その安心感からか、その場に座り込む斗貴子さんの表情が・・・
もうね・・・もう、物凄く嬉しそうで見惚れてしまった!!!!
『本当に良かった・・・』
頬を染め、瞳を潤わせて微笑む斗貴子さんは、心の底からカズキを想い
自分の事のように喜んでいるのを感じる事が出来た。
一心同体・・・うん、斗貴子さんの心は・・・想いは・・・
本当に一心同体だったんだつД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
だが!
その喜びも束の間!!!!
パピヨンはその裏に隠された事実を見抜いていた。
『答えろ、脳みそ。これは一体、何をベースにして開発した?』
その言葉に、険しい表情に変わる。
『キミは本当に察しがいいわね。冷徹で残酷な程に・・・』
その
白い核鉄は、パピヨンの察しの通りプロトタイプと同じ
黒い核鉄を使っていた。
三つのうちの
最後の一つ。
最後の・・・一つ!!!!!!!!!
黒い核鉄の製法は百年前に失われている。
一から
黒い核鉄を作るのは、ほぼ
不可能だという。
ふたりのヴィクターに対して白い核鉄は一つしかない!
元の人間に戻れるのは、ヴィクターか武藤カズキのどちらか一人!!
『白い核鉄は完成し次第差し上げます。
これをどのように扱うかは・・・カズキ君、キミが決めて!』
その瞬間に、ヴィクトリアの言葉の意味を理解する。
『錬金術がそんなに簡単に、みんなを幸せにすると思う?』
その言葉が、心を凍らせていく。
カズキとヴィクター。
善でも悪でも、その行動には必ず意味があると思っています。
だから、相手の立場になると全てを否定する事は出来ない。
それを知った時、どう接するかが大切なんだと思う。
しかも、
ヴィクターの過去を知った事によって
その痛みを身近に感じてしまうのはカズキ自身。
だから―――
この真実に悩み苦しむ事になる。
白い核鉄によって人間に戻れるのはヴィクターかカズキ、どちらか一人だけ・・・。
ヴィクターを知ってしまったカズキは・・・
きっと、カズキの事だから・・・心を痛めるに違いないよ・・・つД`)・゚゚・。ウワァァァン!!
さらに
決断を要す!!
次回、
武装錬金第23話【BOY MEETS BATTLE GIRL】
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